春の尾瀬
5月下旬、春の尾瀬をガイドで訪れました。
一日目

今回は鳩待峠~尾瀬ヶ原~尾瀬沼~大清水という尾瀬の王道ルートを歩きます。
鳩待峠から下り基調の木道を進むと、最初にミズバショウの群落が現れるのはこのテンマ沢。
ちょっと見頃は越していた感じ、コバイケイソウの葉が目立ちましたが…既に咲きそうな花芽も、まだ早くないかな?
このあと山の鼻の研究見本園に立ち寄りましたが、そこではミズバショウのとてつもない群落。
地平が真っ白に染まっていました、が!
写真は撮り忘れ。

尾瀬ヶ原に出て、中田代三叉路(牛首)を越え、尾瀬ヶ原随一の撮影スポット・下ノ大堀。
う~ん。ここもかなり終わってしまっていました、やっぱり積雪が少なかったのでしょうか。
でも青空がのぞいて、気持ちの良い尾瀬ハイク日和です。

下ノ大堀から進む先を見ると、燧ケ岳。
木道の際を彩る緑と白はミズバショウ、点々と見える黄色はリュウキンカです。
この時期の尾瀬ヶ原はこの2つの花が主役。
竜宮を越えて本日のお宿がある見晴へ。
二日目

見晴に戻り小屋のみなさんへ挨拶し、大清水に向けて出発です。
気持ちの良いブナの新緑や爽やかな沢を渡りながら進むと、道はだんだんと登りになります。
登りきったところが白砂峠。ここは遅くまで雪が残るので注意が必要です。特に下りは気をつけましょう。
昨年は他の山域同様に新型コロナウィルスの影響を大きく受けた尾瀬。
今年昨年休業中だった山小屋も再開したところが多く、おかげ様でこうしてまた歩くことができました。
小さな変化はあるにせよやっぱり尾瀬は尾瀬、「変わっていないな」と実感することができ、おこがましい話ですがなんだか一安心。
まだまだコロナの影響は続いていますが、また活気に湧く「本当の尾瀬」が一日でも早く戻ることに期待したいと思います。
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